新たな環境への挑戦。オファー(合格)を獲得した生徒たちのこれから。
アメリカのボーディングスクールのインタビュー、アプリケーションフォームの作成、そして合格発表と激動の半年が終わりました。私の生徒たちは無事に全員が志望をする学校からのオファーをもらうことが出来ました。彼らは複数の学校に合格をもらっているので、その中で自分に最適な学校を選ぶことになります。日本の高校や大学のように偏差値のように単純明快な指標がない中で彼らは、これから3年間〜4年間過ごす学校を一つだけ選ぶわけです。
エッセイやインタビューの練習を通して自らを内省する術を身につけた生徒たちは自らがボーディングスクールでやりたいことについてはかなり明確になっています。そしてそれぞれの学校に対して入学志望を出した理由についてもしっかりと考えた上でインタビューに臨んでいるので、このタイミングでは各学校の特徴について理解しています。私も彼らの判断を信頼しています。
自分の特性と学校の特性を総合的に見て、あとは自分がこれからの3年間〜4年間で自らのポテンシャルを最大限伸ばせる環境を選ぶだけです。私も少しだけ背中を押すためのアドバイスをしますが、生徒たちは自分たちで進学先を決めることができる能力を受験プロセスの中で身につけているので、私はその決断を尊重しますし、彼らの下した決断が正解なのだと思います。
偏差値という共通の指標の無いアメリカの進学環境。日本の受験のように一発勝負ではなく、継続的で多様な成果が評価されるアメリカの大学への進学を見据えるのであれば、日々の生活の中で自らのハイパフォーマンスを維持することが大学進学において重要になります。この3年間〜4年間で何ができるか?何をするべきか?その環境がこの学校にはあるのか?それを見極めた上で学校を選ぶことはとても大切になります。
最近ではありがたいことに、私のブログを読んでからお問合せをいただくケースがとても多くなってきました。当然ながら読者の方々は、合格後のことよりも合格前の準備に興味をお持ちの方も多いでしょう。
次回は今年の9月から名門ボーディングスクールへ入学することが決まった私の生徒について告知があります。「合格前のリアル」を知りたい方にとっては非常に興味深い内容となりますので、ぜひ次回のブログにも注目してください。