留学コンシェルジュ

Bement School / Ms. Kimberly Loughlin オフィス訪問

 

先日、Bement Schoolの Director of Admission 兼 Assistant Head of SchoolのMs. Kimberly Loughilinがオフィスへいらっしゃいました。

Bement Schoolの事、教育フィロソフィー、そして現地で生活する日本人の生徒たちの様子について色々とお話をすることが出来ました。

フェアやイベント等ではなかなか腰を据えて本音でお話をすることは難しいので、マンツーマンでざっくばらんにお話ができる機会は本当に貴重です。

Bement SchoolはマサチューセッツのDeerfieldにキャンパスがあります。ボストンへ学校方おもんをする際には、ほぼ毎回この地域を訪問します。その理由はDeerfieldは古き良きアメリカの雰囲気の小さな町ながら、そこにはテンスクールズの一つであるDeerfield AcademyとジュニアボーディングスクールのEaglebrook School、そして今回訪問をしてくれたKimberlyさんがAdmissionを務めるBement Schoolがあるからに他なりません。

Bement Schoolの詳細です。

設立:1925

生徒数:約220名 (驚愕)

学年: K – 9th

留学生:約15%

寮生:約20% (うち65%が留学生との事)

EaglebrookもBement Schoolも共通項としてはDeerfieldと良い関係性を維持し、時に充実したDeerfield Academyの施設を利用してジュニアボーディングにおける施設面での不足をうまく補っています。例えばスポーツ関連の活動はDeerfield Academyのキャンパスを利用することが多い様です。

ELL (English Language Learner)のコースはありますが、初級向けではなく、入学当初の段階でTOEFL Jrのある程度のスコアを求められます。その為にインターナショナルスクールや英語コミュニケーションの不自由のない子供を対象としたスクールということが出来ます。この学校への入学希望者は英語力については早めの対策が必要となります。

DeerfieldにあるBement SchoolとEaglebrook School、同じ立地にありますがそのキャラクターは異なります。どちらの学校も学生数についてはあまり変わらない様に見えますが、実際にはBement SchoolはKinderからあるので、日本人留学生が留学をするメインの学年、7、8、9年生についてはEaglebrookの人が9年よりもかなり少なくなります。また、Day Student (放課後に自宅に戻る生徒)の数が圧倒的に多いのもBement Schoolの特徴です。

実際にボーディングスクールに通う生徒たちと話していると時にDay studentとBoardingの生徒の間には生活リズムに多少の違いがあることがわかります。負の影響とは言いませんが、例えばグループワークなどがある時には、ボーディングの生徒たちだけで組めれば、スタディホールの時間帯を利用して夜の時間帯に一緒にワークに取り組んだり出来ますが、そこのDayの生徒が加わると一緒にワークができる時間は限定されます。これは一例ですが、どちらの特徴をもつ学校を選ぶにしても、その環境を理解した上で最終的に一つの学校を選ぶことが大切であることは変わりません。

また、Ms. Kimberlyもおっしゃっていましたが、Kinderからクラスを展開しているからといって、特に留学生については早いタイミングで留学をさせれば良いというものではない事については念を押されていましたし、これは私の理念と共通するところです。Bement Schoolにおいてボーディング生、留学生のメインはあくまでも6年生からであり、それより下の学年は現地の学生のためのものと考えておいた方が良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

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