2024/12/17 留学生たちとの交流・Kimball Union Academyのレセプション参加
12月16日に開催されたKimball Union Academyのレセプションにご招待いただきました。
Admissionを担当するMr.Nick Antolとは彼がKimball Union Academyのアドミッションとして日本に定期的に訪問をするようになってから、毎年ランチやコーヒーを共にしながらそれぞれの国の視点からそれぞれのボーディングスクールトレンドについて情報交換をする仲です。
紳士的であり謙虚な彼は仕事に対してとても真摯で信頼できる人柄で良い意味でアメリカにおいては珍しいタイプと言えるかもしれません。
そんな彼が今回、新たな試みとしてKimball Union Academyの卒業生、在校生の親御さん、そしてこれから留学を検討している日本の学生の交流会を持ちました。
私は、招待を受けたコンサルタントという立場でもあり、これから留学を検討している生徒さんへの同行という役割を持っての参加でした。
私のブログの読者の方は少なからずボーディングスクールについての興味をお持ちの方々だと思いますから、ボーディングスクールのホームページやSNSについてはチェックされた経験がおありだと思います。Admission Requirments、Academics, University placement, Support、などお馴染みの項目を各学校ごとに確認すると分かるのは「どの学校も素晴らしい」という印象でしょう。
一方で、それらの情報だけで自分の子供に最適な学校を絞り込むことは困難です。一般的に良いと言われている学校であっても学校との相性もあるので、一般論のみを鵜呑みにして自分の子供にとって最適な学校を絞り込むことについてもリスクが伴います。ネットの口コミなどの二次情報だけにたよるのも心もとありません。
それではどうするのか?
Kimball Union AcademyのNickが出した答えが、今回のレセプションでした。
卒業生や現役の留学生の親御さんのお話を直接的に聞く機会を作ることでKimball Union Academyの本当の魅力を伝える機会を日本の学生、ご家族に与えてくれる新しい試みです。
私自身、2時間ほどのレセプションでは幸運にも現役の生徒のご家族、卒業生たちと交流する機会を得ることが出来ましたが、彼らからのは口から直接つたえられる情報はHPから得られる情報よりも何十倍にも響きます。
例えていうのであれば、CDでデジタル圧縮された音楽を聴くのがHPで得られる情報とするのであれば、生徒たちからの生の声はまるでライブミュージックを最前列で聴いているくらいの違うと言えるでしょう。
今回のパーティーを通して、また一つEコンシェルジュとしての学校アーカイブの情報をより高次元でアップデートが出来た非常に貴重な体験でした。ブログに全てを網羅するのは難しいので、その一部について共有したいと思います。
以下、私の感想です。
面白いのはどの年代の生徒たち(卒業生を含む)もKimball Union Academyの文化、校風、について共通した認識を持っていることです。
生徒を第一に考えてくれるコミュニティであること。
生徒の良さを引き出してくれる環境であること。
フェアな文化であること(これは校内だけでなく、あらゆる場面においてフェアネスを求める)
私の拙い表現力では、これらの言葉は一気にCDのように「圧縮された」言葉になってしまうのですが、生徒たち自身から、聞かされたそれぞれの留学ストーリー、彼らの人としての振る舞い、自信に満ちた笑顔、どれもがスペシャルでした。
現に、今回一緒に同行した生徒たちにもとても大いに刺激になったようで、私がどれだけ留学の魅力を伝えるよりも今回の経験が留学に対するモチベーションを上げるための大きなステップとなったようです。
ESLの授業を持たず、入学次に英語力を求める学校ながら、そのきめ細かなサポートで日本からの留学生については最初は苦労するものの、しっかりと授業についていけるレベルになることもわかりました。
スポーツが強い学校というイメージもある学校ですが、一流のスポーツ選手である必要はなく、スポーツを通して積極的にローカルの生徒との交流などができるメリットを強く押し出している印象ですから、スポーツに強い学校にありがちな偏ったヒエラルキーも無いようです。
日本人の生徒たちを見ていると年代を問わず、学力のみならず品行方正さを求める日本人には相性の良い学校というイメージを再確認するに至りました。
また、文脈からは外れますが、日本人の生徒さん同士が互いに英語で話していることからも現地での生活の質の高さを窺い知ることが出来ました。
Kimball Union Academyやその他に興味のある学生さん、親御さんがいらっしゃいましたら今回の経験について詳しく共有をいたしますので、お気軽にお声がけください。
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