2025/1/5 2025年 新たなスタート
明けましておめでとうございます。
ボーディングスクールのコンサルタントの仕事は次年度に向けてのアプリケーション提出までが大きな役割の一つとなりますので、ほとんどのボーディングスクールのアプリケーション締切日である1月15日を迎えるまでは気が抜けません。
また、ひと足先に締め切りを迎えたジュニアボーディングスクールについても合否についての連絡は早ければ12月、もしくは1月の年明けと同時に何かしらの連絡がコンサルタントには入ってくるので、やはり100%お正月モードという訳にはいきません。(特に欧米は年明け1月1月から日常生活はスタートする事が多いので。)
それでも、朝はゆっくりと犬の散歩をして、高校サッカーや箱根駅伝を集中してみるでもなく、ただゆっくりと午前中の日の当たる自宅の窓際のソファに腰を据えて見ていると、それだけで年末年始のリラックスした雰囲気を味わうことができます。
若い頃はスポーツを見ているとその結果に一喜一憂し、結果に至るまでの勝負どころの分析やらをすることに楽しみを見出していましたが、最近では、それぞれのスポーツに参加する学生たちのバックグラウンドに想いを馳せていることが多いことに気づきます。
箱根路を走る彼らは一体、どうして今この場に立っているのだろう? ここに至るまでの過程にはどんな苦労や葛藤があって、この大学駅伝の最高峰の場に立っているのだろう? 高校サッカーでも名門校の何百もいる選手層の中から選ばれたこの11人は、どれだけの努力とコミットメントをしてこの試合に臨んでいるのだろう?
それを考えると、勝負以前に彼ら個人個人を応援したくなってきますし、簡単にパフォーマンスの出来不出来や勝負の行方ばかりに気を取られ批評家気取りのコメントをする昔の自分はどこかへ行ってしまいます。とにかく「がんばれ!」という気持ちが溢れ、彼らの感情が露わになる姿を見ては目頭が熱くなります。
一生懸命頑張ったからこその晴れ舞台。色々な困難、葛藤、人間関係の悩み、を抱えて、それを乗り越えて、もしくはそれを抱えたまま、彼らは現時点で自分たちにとって目指した舞台で活躍できている。素晴らしいことですね。
どこかのネットの記事でありました。Happy New Year!と言えるのは新しいチャレンジをする意思と覚悟があってこそだと。それがない、前年と同じことの繰り返しの年を迎えるのあればそれは Just Another Year (ただの次の年)だと。
私が関わる生徒たちが皆、一生懸命頑張り、そして私はそれをサポートする。2025年も生徒たちがHappy New Yearだったと言えるような年になると良いなと思います。
2026年度入学を予定するご家族や生徒からのお問合せもすでに始まっています。生徒たちとの新たな出会いも楽しみです。