純ジャパの僕が Ten Schoolsに合格できた理由。Vol.2
第2回(TOEFLとSSAT)
僕がボーディングスクールへの出願を決めたのは11月に対し、エッセイやTOEFL、学校からの推薦状などの締め切りが多くの学校で1/15と約2か月後に迫っていました。付属の高校、大学への進学を断念してまで挑戦するからにはトップ校を目指したいと考えた僕は、多くのトップ校でのTOEFL足切りスコアである100点を年内に超えなければ、この留学は断念すると両親と約束をし、TOEFLの勉強を中心に始めました。
TOEFLに加え、多くの学校はSSATという共通テストのスコアの提示を必要としています。僕が目指しているTen Schoolsで求められるSSATの合格水準は、平均80~85%タイルだと言われています。僕は出願準備を始めるのが遅かったため、思い切ってSSATは受けないという戦略を取ることにしました。そのため、SSATを必要とする学校は受験せず、SSATのスコア提出を任意としている学校にのみ応募しましたが、それでも多くの学校はSSATスコア提出を「Strongly Recommended」、強く勧めるという形をとっていました。
肝心のTOEFLでは、11月下旬の2回目の受験では93点が出て手ごたえを感じたものの、そこから伸び悩みの日々が続きました。特に12月頭は学校の期末試験の時期とも重なったものの、ボーディングスクール受験においては学校の成績は非常に重要なため、TOEFLと期末試験の両立に苦しみました。12月中旬にベストスコア(4技能それぞれの今までの最高点の合計)でこそ100点を超え出願資格は満たしたものの、毎週末Home Edition(家で受けられるTOEFL)を惰性のように受け続け、満足のいくスコアまではなかなか伸びずいらいらする毎日が続きました。そこで、気分転換にDuolingo English Testを代わりに受けることにしました。Duolingoの場合は125点以上で出願資格を満たすと多くのトップ校で併記されていました。125点はTOEFLでいうと93~97点と比較的狙いやすいうえに、テスト時間もTOEFLの半分程度で、最短1日で結果が届くので時間に余裕のない自分にとっては好条件でした。すると、難なく足切りラインを超える130点を記録することが出来たのです。あえてTOEFLは提出せず、Duolingoだけを志望校へのテストスコアとして提出することにしました。ちなみにDuolingo English Test自体の知名度はそこまで高くなく、後にTen Schoolsのレセプションで学校に受かった友達にDuolingoのテストスコアを提出したことを伝えたところ、「なんだそれ?」という反応でした。
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