アメリカのボーディングスクールのなかでの下記の学校がトップテンでは必ずしもないが学校の歴史、有名大学への進学実績、多様なカリキュラム、寄付金の総額などどれをとっても世界のボーディングスクールの頂点ともいえる学校群。
故JFケネディ大統領、親子2代ブッシュ大統領をはじめ、アメリカのみならず政・財・経済界にわたる著名人を多く輩出。日本では、郵便制度を作り、同志社大学の創立者でもある前島密が明治に留学した高校でもある。
<入学難易度5>
入学難易度においてテンスクールズの次にくるボーディングスクールのグループ。ESLがなく入学基準に相当の英語力(TOEFLで最低500点以上)が必要。日本での成績が1-5のスケールでおおよそ4以上が目安。
<入学難易度4>
スクール留学生のための英語クラス(ESL)のあるボーディングスクール群。その学校数北米で2百校以上。ESLクラスが中級以上のところは入学時の英語力を要求する。初級のESLがあるところは入学基準に英語力を要求しないところもある。日本からの留学生の多くがこの学校群に留学。
<入学難易度4・3・2・1>
小学校生から中学生(中学2年ないしは3年)までの学生を寮生として受け入れている学校群。幼稚園から高校までの一貫校も多い。
留学生の寮生としての受け入れは通常5・6年生からが一般的。9年生からのボーディングスクールで難関校に入学するためにはほぼ完璧な英語力が必要なため、中学1年(7thグレード)からJuniorボーディングスクールに入学して備える必要がある。
Juniorボーディングスクールへの入学は受け入れ年齢が若いため、英語力よりも学習力や環境への順応性や生活力が問題にされるので、高校からの入学よりもはるかに将来の学習の場を広く考えられる。若年留学の日本語力や日本文化への対応については別途項目参照。
<入学難易度4・3・2・1>
アメリカの軍隊経験者(陸、海、空軍、および海兵隊)により創立されるか組織された学校。あくまでも通常高校カリキュラムが基本。学校の日常生活において、学内での階級づけ、制服着用、毎週特定の数時間程度をミリタリーと連動したリーダシップ(指導者)教育、寮内清掃、マーチング、朝礼点呼など、軍隊で行われる日常活動を学校生活に取り入れているところが特徴。
上級生になればなるほど、下級生の世話や生活面での指導(リーダーシップ)が義務づけられる。学校卒業後、軍人になる必要はまったくない。スポーツ活動や他校とのダンスパーティなどの交流も盛んにおこなわれる。宇宙飛行士排出などの実績のある学校もある。
<入学難易度3・2・1>
通常の高校のカリキュラムを持ちながら音楽、演劇、ダンス、美術などを専攻できる学校。ボーディングスクールという機能があるからこそ実現できるといえる。
放課後や週末が主に自分の専攻するアートの学習の場となる。学内に劇場施設、オーケストラ、美術館などを有するなど、学生のアートに関する能力を伸ばしながら、高校卒業・進学を目指せる。
<入学難易度4・3・2・1>
プロフットボール、バスケットボール、メジャーリーグなどで活躍する選手の母校であるボーディングスクールはたくさんある。学生に人気のスポーツはチームを1軍、2軍などに分けて、
学生の希望を重視したスポーツチーム参加の機会を作ってくれる。
もちろん、ボーディングスクールにおいては学業とスポーツは完全両立。特定のスポーツにいくら優れていても、それのみでの卒業はありえないことに留学生は注意する必要がある。
<入学難易度3・2・1>